わかちあい   
vocation 


ボニーさんとの思い出

角田佑一(イエズス会神学生)


 ボニーさん、司祭叙階おめでとうございます。ボニーさんと初めて会ったのは、2006年にボニーさんが来日したときでした。そのとき、背が高くて、静かで穏やかな人であるという印象を受けました。それから半年後の2007年春から2008年の夏までの約一年半の間、私は哲学生としてボニーさんといっしょに本郷共同体と上石神井共同体に住みました。本郷にいたとき、ボニーさんは一生懸命、日本語の勉強をしていました。複雑な文法規則を理解し、漢字を習得することはとても大変だったと思います。

 ボニーさんにとって大きな転機となったのは、中間期のときにエリザベト音楽大学で人間学を教えたときであったと思います。2009年に私はフィリピンで生活していて、マニラで国際的なテゼの集いがあったので参加しました。会場に行くと、ボニーさんもエリザベトの学生を連れて集いに参加していました。久々の再会に感動して話してみると、ボニーさんはとても流暢に日本語を話せるようになっていました。そして、人間的にも落ち着きと安定感が出ていて、その変貌ぶりに驚きました。

 2012年春から神学生として、私はボニーさんとまたいっしょに神学院に住むことになりました。神学期に入ってから、ボニーさんはとても勉強熱心な人だということに気づきました。ゼミの発表の準備や宿題をきちんとこなし、まじめに勉強に取り組んでいる姿を見て、尊敬の念を覚えました。さらに2011年3月の東日本大震災の後、ボニーさんはイエズス会の仲間たちと何度も被災地に赴き、ボランティア活動を続けています。被災地に対するボニーさんの思いは格別深いものがあり、私もボニーさんに誘われて釜石ベースに行き、一週間いっしょにボランティア生活を送りました。ボニーさんが誠実な態度で被災地の方々と接し、ボランティア仲間の学生ともよく協力しながら、いっしょに楽しく過ごしている姿を見て、すっかり「牧者」としての態度を身に着けていることに気づきました。

 ボニーさんは穏やかでのんびりしたタイプの人で、あまり人を裁いたりせず、いっしょにいると何か安心する雰囲気を持っています。これはボニーさんの大きな魅力です。これから司祭になっても、ボニーさんのよさを大切にしながら歩んでいってください。いつもお祈りしています。

 
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