わかちあい   
vocation 


おめでとう、おめでとう、おめでとう、ボニー「神父様」

柴田 新


 ボニーさんと初めて出会った時からの思い出をふりかえってみたいと思います。ボニーさんは当時インドから下関?に来たばかりの神学生。修練期まっただ中だったのかと今更ながらびっくりしています。私は九州に住んでおり、「え?インドのケララからの神学生?日本からどれくらいの距離の場所?」といった印象でした。私の友人は「インドからの王子様みたいだ」、家族にとっては「ボニ夫さん」(日本的なニックネームをつけたかった訳ではありませんが、なぜだか「ぼにお」となってしまいました。本人に面と向かって言ったことはありませんが)という感じで、度々一緒に出かける機会がありました。長崎の教会に行ったり、下関の市場に行って回転寿司を食べに行ったり、北九州に来てもらった時には、ココナッツミルクたっぷりのケララのカレーを作ってくれたりと、今さらながら、いろいろな思い出があります。その中でボニーさんに対してのキーワードは、ずばり「こだわってるなあ」、「ていねいだなあ」です。長崎のグラバー庭で様々な背景で私たち姉妹を写真撮影してくれたときのことです。立ち位置や、背景、光の加減などいろいろとこだわって(考えて)、一枚一枚ていねいに写真を撮るのです。パシャパシャとやみくもに撮りがちな自分の観光地での写真撮影をついつい、反省した次第(苦笑)。次に、下関。通りすがりの方に写真をとっていただいたのですが、人から写してもらうボニーさんの顔の美しさ。出来上がった写真をこれまた「美しい彫刻のような顔してるね」と友人。写される側になっても「こだわりの顔」(本人がそう思っているのかわかりませんが)と写してくださる方に対する頼み方やお礼の「ていねいさ」。そして、ケララ地方のカレー作りのときには、「ここのがわたしは好きです」といって重たかったであろうココナッツミルクの缶詰やチャパティ?を荷物の中から取り出した姿の「こだわり」とゆっくりゆっくり料理していく「ていねいさ」。おもしろい話もたくさん聞かせてくれた気がします。ケララの教育制度や、インド料理にまつわる興味深い話の数々。「朝早くから学校が始まります。」、「ナンは北インドの食べ物だから、日本に来て初めてナンを食べました(見ました?でしたっけ?)」とか、「ケララ料理のお店は少ないです。」とか、一緒に行ったインド料理で、「ここはパキスタンの方がしているインド料理店ですね」等々。

 これからも全生涯を神様に「こだわり続けて」、出会う全ての人々に「ていねいに」かかわり続けていく道を歩むボニー神父様、とにかくお祈りでもって応援しています!司祭として多くの方々と手を取り合い、協力しながら、どのような時代にあっても希望に満ち溢れる神様のメッセージを届け続けていってください。あ~っ、マラヤラム語で「おめでとう」ってなんて言うんでしたっけ?以前、教えてくださいましたね、今度お目にかかるときまでに、思い出しておきますね!

柴田 新(しばた しん)

信徒

 
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