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イエズス会とは

Francis Xavier

 イエズス会は、聖イグナチオ・デ・ロヨラ(1491~1556)を中心とする7人の同志によって設立されたカトリックの男子修道会であり、現在総本部はローマにあります。
 創立者の一人である聖フランシスコ・ザビエル(1506~1552)は1549年の来日と同時に、日本にはじめてキリスト教を伝えました。その後、イエズス会は徳川幕府の厳しい禁教政策によって会員の活動ができなくなるまで、日本の教会の発展に努めました。
 近代に入り、明治政府がキリスト教の宣教を解禁してから、イエズス会は1908年に再来日し、教皇ピウス10世の意向に応えて、東京に上智大学を設立しました。
 現在、日本では、東京の上智大学と広島のエリザベト音楽大学の二つの大学、兵庫・神奈川・広島・福岡の四つの中学高等学校において教育活動を、また教会司牧、社会司牧、黙想での霊的同伴などを行っています。
なお、イエズス会は、国際的な使徒的活動を行う宣教修道会として、全世界に約2万人弱の会員を擁し、宣教司牧、教育、祈りと黙想の手伝い、著述・出版など、現代世界に福音をもたらすために、多岐にわたる奉仕に取り組んでいます。

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